トップページ | 2006年8月 »

2006年7月29日 (土)

BP可変バルタイの可能性を考える。。

最近、仕事で多いのがBP-VE(NB2以降の可変バルタイ)を
NA等に積み替える仕事です。

ノーマルで160psの出力は魅力的。

しかも、、、耐久性もノーマルエンジンですのでかなりのものです!!

フルコン等を使わないで、ノーマルのECUで制御可能なのも魅力の一つ。。

以前、雑誌ハイパーREVで理想のロードスター像を聞かれ
僕はNAにBP-VEを組み合わせた車両が理想と答えてます。

あと、、インジェクターがマルチホールタイプに変更されていて
霧化効率が上がっているので燃費もGOODです。

コチラはBP-VEのクランクシャフト。

Cimg0851

いつもお世話になっている内燃機屋さんが
スタンダード状態でのダイナミックバランスの
良さに驚いていました。。

Cimg0946

コチラはBP-VEのオイルパンバッフル。
オイルの偏りを軽減する構造になっているのが解ります。
あと、NAのバッフルは薄くペラペラですが、
BP-VEは厚みがあり、クランクの支持剛性を高めていますね。

NAに搭載する作業の流れは、、

・ダッシュボード、エアコン等を取り外し、
Cimg0319

中でNAの配線とBP-VEのエンジン配線を合体させます。
使用するECUはBP-VEの物ですね。

Cimg0318

その他には燃料ポンプや点火系の設定などなど。。

ココで頑張ればノーマルと同じ使い易さになりますので
各設定に妥協はありませんよ!!

・次にエンジン搭載。
エキマニはNAの物が使えます。
エアフロやサクションパイプはBP-VE。
パワステやエアコンは元のNAの物ですね。

Cimg0669

・搭載後の画像
軽井沢MTGで展示してあったのでご覧になられた方も多いと思います。
言われなければ気付かない位に自然な仕上がりですかね?
これでNAの900Kg台の車体に160psですから
遅いわけがありません。

Cimg0666

Cimg0664

当社では今まで15台の実績がありますので
様々な仕様にも対応できますよ!
エンジンのOHの際に一考の価値ありだと思います。

次回はBP-VEをベースとしたチューニングの話を
書きたいと思いますのでお楽しみに!!

|

2006年7月28日 (金)

ロールバー製作記!その4

仮合わせ状態だったロールバーが
点付けで溶接できる所まで進みました。。

これで、各バーの角度等を計測し直して
OKであれば、そのまま本溶接です。

通常のロールバー取り付け作業であれば、
作業時間は大変な物でも一日あれば終ります。
ただ、この手の作りこむ作業は、
手間が半端じゃなくかかるので、
既にかなりの時間を費やしてます。。

Cimg1243

リアの取り回しはこんな感じです。

Cimg1244

集合部のフィッティング。バッチリ面が出てます。

Cimg1245

フロント部。ピラーとの抱き合わせ溶接も行いますので
パイプがピラーとギリギリの位置に通っています。

あとは細かい部分の詰めと本溶接。そして塗装です。。。

|

2006年7月27日 (木)

ロールバー製作記!その3

Cimg0971

トランクの中も強度に関係無い所を切り取って
軽量化していきます。。

写真を見て・・・。あれ??って思いません?

足が変な所から出てる・・・・・。

Cimg0967

因みに、トランクの中のフロアは全て撤去しました。。

Cimg1064

途中経過。フロア板撤去。
メインフレームには穴あけ・バーリング加工をして
徹底的に強度を上げていきます。

|

ロールバー製作記!その2

Cimg1068

シートポジションも考えて位置合わせ。。

Cimg1164

リア4点部分の集合部アップです。
パイプにアールを作って溶接無しでも
ピッタリと合う様に位置を調整します。

Cimg1211

フロントバーも位置合わせ。
レース用なのでダッシュボード貫通式です。

ダッシュ逃げタイプよりも貫通式の方が
曲がりが少ない分、強度を高く作れます。

また、足もとのバーも曲げがありませんので
フットスペースが広くなり、ヒールトゥーが
やり易くなるのも副産物ですが見逃せませんよ。。

|

ロールバー製作記!その1

ロードスター乗りなら馴染み深い部品のお話・・・。

そう。ロールバーです。

今までは市販されている物を、床に穴を開けて、
ボルトで締めて、カーペットに穴を開けて・・。
そうです!まさに正しい取り付け方です!!

でも、その取り付け方は、グラム単位で軽量化に拘る
レースカーだとチト困ります。。

ボディ剛性を高める為にフロアに溶接にて
取り付けしたいですし
パイプ同士の接続も重くなるのでジョイントと
ボルトナットは使いたくありません。

さて、、どうする。。。。

ハンドレッドワンでは、こんなやり方で
ロールバーを作ってます。

Cimg1063_1

材料のパイプですね。曲がりを製作してもらって、
必要本数用意します。

Cimg1061_1

位置合わせ。出来上がりをイメージしながら。。
パイプの取り廻しなどは直接剛性に影響しますのでココの
設計がキモですね。

Cimg1062

集合部分の仮合わせです。
立体的な曲がりを作りますので慎重に合わせこんでいきます。

|

2006年7月26日 (水)

B6・レスポンス仕様。カムカバー。。

Cimg1240

これは定番メニューですね。

バルタイ調整の為にフロントをカットしたカムカバー。
見た目のスパルタンさも魅力です。

これを装着すると一気にエンジンルームが華やかになりますよ。

塗装は赤の結晶塗装。
半艶です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

B6・レスポンス仕様!その3

Cimg1201

ヘッドとブロックが無事にドッキング完了。

次はカムのプロフィールを考えながらバルブタイミングの調整。

頭の中でIN・EXバルブとピストンの動きを3次元でイメージしながら
カムの元データを合わせて最適なバルタイに設定していきます。。

この作業をしている時は電話に出れない事が多いです・・。スンマセン。。

Cimg1216_1

色を塗ったカムカバーが届けば完成。。
待ち遠しいですね。オミさん早めにお願いします!(業務連絡・・)

今回はスパルタンな雰囲気?を目指して、、
カムカバーカット&タイベルカバーレスとのオーダーですので
このまま車両に搭載します。。

メカメカしい雰囲気(死後?)って、ミョーにワクワクしません?

見た目だと4連スロットルが欲しい所ですが、
今回はエンジンの充填効率を考えて、あえてノーマルのスロットルで廻します。。

Cimg1234

こんなステーも軽量化。

エアコンのブラケットですね。。

| | トラックバック (0)

B6・レスポンス仕様!その2

Cimg1157

こちらはB6・レスポンス仕様の腰下。

80パイピストンにコンロッドはノーマル加工。

クランクもノーマルのダイナミックバランスを
施した物を使います。

この辺りのパワー設定であれば、ノーマルをキチンと加工してあげれば
耐久性も問題ないはず・・。

本音を言えば、、、、コンロッドを交換出来ればベストなんですけどネ。。

Cimg1209_

このエンジンを使う車体側が、かなりの軽量マシーンで
1グラムに拘った軽量化をしていますのでこんな部品も肉抜き。

この辺りは趣味ですね。。

穴あけ作業しながら、ニヤケて笑ってます。。
軽量化って地道な作業ですけどハマりますね。。。

Cimg1204_1

こちらはクランクプーリー。。

今回はBP用のベルトを使用するので各プーリー類も
BP用を用意します。

軽量化に拘ってコチラもアルミ製。

この製品は一般に販売されている物では無く、
草レース界の超有名人!のぶん蔵様から頂いた物です。

クランクのノックピンの位置など遊びも無くバッチリ!!
抜群の精度でしたよ!!

アリガトウございます!!

Cimg1208

この部品って???パッと見て何か解ります??

クランクプーリーの真ん中に付いてる黒い円形の物。。



ノーマルのクランクプーリーはクランクとベルトを貼る外周部分が
直接繋がって居る訳では無く、間にゴムを挟んで衝撃を緩和しています。

サーキットなどで、高回転でアクセルを激しくオン・オフさせると
クランクシャフトに逆回転のモーメントが働き、その結果振動発生に繋がります。

この振動によって、高出力エンジン等はオイルポンプの破損が発生!します。

純正のプーリーに内蔵されているゴムはダンパーの役目をしているので
振動を緩和しているのですね。。

そこで!この部品。アルミプーリーで振動を緩和させる為に
外周部分に液体で比重の重い『水銀』が内蔵されています。

遠心力と水銀の重さで振動を緩和させる狙いです。

まだ、テスト段階ですが今までトラブルのあった車両でも
好結果が得られていますので、期待が持てますね。

まだ、ワンオフでの生産でしか対応できませんので
興味のある方はご連絡下さいませ。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

B6・レスポンス仕様!

今回の製作エンジンのレシピは。。
久々のB6で
・80パイピストン
・256°ハイカム
・ポート/燃焼室ビッカリ研磨
・フルバランス
・ヘッド、内緒mm面研

ハイパワーと言うよりはレスポンス重視の
乗って楽しく使い易い仕様です。

Cimg1136_3

画像は磨きが終ったバルブ。

男の子は、磨き物で萌えますよね。。
うーーん。使うのが勿体無いので飾っておきたいかも。。

Cimg1147_2

圧縮比と形状の関係で燃焼室形状には悩みました。。。
B6でハイコンプを狙うならこんな感じですかね。

Cimg1165_1

インテーク側のポートの画像です。

気化効率を考えてココだけは鏡面にしていません。
決して、メンドクサくて手を抜いた訳ではないのですよ・・。

Cimg1155_1

ヘッドガスケットはMARUHAさんの0.8mmガスケット。
因みに、このガスケットは何度か使っていますが
カナリ良いです!オススメ!!

キチンと面を出してあげたヘッドとブロックに使えば、
エンジンを再び空けた時の当たり面の綺麗さに驚きます。
掃除も楽チンだし気に入って使わさせてもらってます。。

これだけの性能の部品で価格もかなり良心的。。
うーーん。スバラシイですな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トップページ | 2006年8月 »